医療事務の仕事内容について

医療事務の仕事はその勤務先の医療機関によってその量もこなさなければならない仕事も若干異なります。
ただ基本的にはその内容は患者への受診の受付やその医療費の支払いにおける会計への対応及び保険請求の請求書すなわちレセプトの作成が主となる仕事です。
その他にも大病院や診療科目によってはカルテ記載の補助を行う場合もあります。医療機関における医師などの補助を行う仕事です。

またカルテの定期的な管理も行います。
カルテには保存年限が法律で決められていて最低でも5年は残す必要がありますが、それ以降のカルテについては破棄するわけです。
手書きの場合は特に管理が大変になりやすいため一定のペースで処分を行うのが一般的です。
ただし最近では電子カルテに変わるなどしておりこうした管理それ自体も徐々に様変わりをしています。

医療事務の働きやすさは勤務時間がほぼ一定であることです。
保険請求の締め切り前となる毎月10日前は仕事が多くなりますがそれ以外は一定のペースで仕事を行います。
したがって残業などの勤務管理がし易いため働きやすいです。
なお最近では医療費の支払いで厳しい患者もいるためそうした患者への専門で対応をする医療ソーシャルワーカーの配置も増えている状況です。
医療事務は彼等への引き継ぎなども行う場合があります。

このように医療機関で治療に直接は関わらないもののその仕事内容は決して軽視できるものではありません。
なお診療科目によってはその患者数の違いから繁忙さが異なる場合があります。
内科などの場合には患者数が相応に多くいることから医療事務のスタッフも会計作業などを手分けして当たるケースがありますが、通常は対応に当たるスタッフの業務は変わらずある程度は固定化するものです。
役割分担を明確にすることで現場での混乱を少なくする目的もあります。
大病院などの受付では診療科への案内などを行うケースや、あるいは予約を機械化している場合にはその装置の使い方対応専門でフォローをする人もいたりするわけです。

医療事務になる難易度は?資格は必要?

医療事務は資格制度にはなっていますがこの資格がなければ働けないということはありません。
したがって医療事務の採用条件で資格が必須と無い限りは採用される可能性はあります。
ただ最近では先輩が後輩などに医療事務の仕事を一から教えるような余裕がなく、ある程度の知識を持った人が対応をするなど最初から即戦力であることを求められる傾向です。
したがって資格を持っている方が働きやすさはありますし、医療の専門的な用語などもスムーズに理解が進みます。

働きやすさに直結するので可能であれば医療事務の資格を持っていることの方が望ましいと考える医療機関が多いです。
なお医療事務の他にも介護保険関係の資格を有する場合特にケアマネジャーなどは重宝されますし、その他にも社会福祉士なども優遇されやすいところです。
ただあくまで医療機関における会計や受付だけを行うというのであれば、医療事務資格があれば十分です。

試験自体は前提となるものはないため誰でも受験は可能です。
ただしその合格までの難易度は受験者の置かれている環境で変わります。
たとえば現在あるいは過去に医療機関で事務職として働いた経験がある人には理解が早く進むためまた専門的な言葉なども理解があることから受験へのハードルは低いです。

一方で全くの未経験者の場合で初めて医療事務の資格を目指す人の場合は言葉などが分かりづらく専門的な言葉が多いために独学での勉強では厳しい人もいます。
専門学校などの講座で学んで受験をする場合はノウハウを得てからの受験になりますし一定の勉強をした上での受験ですから合格率は上がります。
このように独学でも受験も合格も可能ではありますが環境によってそのハードルの高さが変わります。